2023.10.01
島原城築城400年記念「第41回島原城薪能」いよいよ開催!<演目や開催詳細のお知らせ>
島原ではずっと昔、約400年前から島原城で能と狂言が行われていました。島原城が出来上がった時に、松倉重政藩主は人々を招いてその完成を祝って能をも催したと記録にあります。その後、松平忠房公が島原にやって来たら、「お能好きのお殿様」でしたので、さかんに能が行なわれるようになりました。
江戸時代の島原藩の頃から城下町・島原に脈々と受け継がれてきた能楽の文化を島原の歴史と共に伝承するために、昭和58年「島原城薪能」が復活されました。
島原城築城400周年を迎えるにあたり、島原城を中心とした城下町・島原の秋の風物詩である「島原城薪能」を島原の歴史と文化の継承の象徴として、なお一層、大切に伝承していきたいと思います。
7年間にわたる島原城築城400年の最終年<2024年>まであと1年!の幕開けとして
「第41回島原城薪能」は島原城築城400年記念として、また合わせて肥前島原子ども狂言20周年記念として開催します。
改修工事を終え、お色直しをすませた島原城天守閣を背景に5年ぶりに特設能舞台での上演です。
薪の明かりと炎とともに、江戸時代の島原へとタイムスリップするような、一夜限りの夢の舞台をぜひご堪能ください。