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改修工事中でも楽しめる工事幕アートが登場!!

By 島原城スタッフ 4か月 ago
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築城400年を2024年(令和6年)に控え、天守閣外装改修工事を行なっている島原城。足場に囲まれた天守閣を華やかに彩るため、美大生がデザインしたアートがお目見します。

九州産業大学造形短期大学部と連携し同校井上研究室の学生がデザインした工事幕を天守西側に設置いたしました。
デザインを担当した同校の学生達は8月後半に島原へ訪れ、工事幕に覆われた天守閣や島原市内の観光施設等を視察しイメージを膨らませ作成してくれました。

 

完成したデザインは、近年のレトロブームで流行している8ビットのドット絵を用いて制作しています。1980年代のゲームをイメージしながら、島原城と鯉、具雑煮、かんざらしを絵柄に取り入れ、島原らしさを表現しています。改修工事期間にも訪れる観光客が、工事幕に覆われた島原城を残念に感じることなく、逆に写真を撮りたくなることを目標にデザインしています。最上部には築城された年の1624と築城400年にあたる年の2024が表記されています。

設置が始まった天守閣

 

設置完了

【制作者コメント】

坂本 真央(ドット絵デザイン担当)
島原城だけでなく、島原全体としての素敵なところや歴史を感じることができる場所に訪れ、その際に感じた良さをドット絵で表現しました。
様々な歴史があった上で今の島原があるという昔からの伝統を大切にしている印象が強かったです。事前のリサーチや現地視察を通して実際に自分で体験したことで感じた様々な思い出をデザインに込めました。ドット絵での表現は、マス目という縛りがあり複雑な表現は難しかったのですが、島原城の造りや名物である、具雑煮、かんざらしなどいろいろな要素を綺麗に表現することができたと思います。実際に設置される工事幕を見て私が感じたような島原の素敵なところをより多くの人に共感していただけたらなと思います。

山本 真緒
島原城の工事幕のデザインを制作するうえで、デザインだけでなく島原市について学ぶことができました。島原城の歴史だけでなく、実際に市内を視察すると、湧水や名物の食べ物など、今回のプロジェクトで初めて知ることができ、楽しく学びながらデザインに生かすことができました。今回デザインした工事幕を通していろんな方が島原城だけでなく、島原の良さをさらに知るきっかけになったらと思いました。

工事期間中の限定展示なので、是非この期間により多くの方に訪れていただき楽しんでいただきたい。

来年2023年1月上旬まで設置し、その後は足場解体に併せ撤去される予定です。※工事進行状況により変動あり

 

島原城工事幕アートプロジェクト
設置場所:島原城天守閣西側工事面
設置期間:2022年11月中旬〜2023年1月上旬頃
企  画:株式会社島原観光ビューロー
デザイン:九州産業大学造形短期大学部 造形芸術学科 井上研究室
・デザイン担当 / 坂本真央(造形芸術学科2年) 山本真央(造形芸術学科2年)
・ディレクション / 井上博樹 教授
https://www.zokei.kyusan-u.ac.jp/

 

【お問い合わせ先】
島原城天守閣事務所 TEL:0957-62-4766

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  イベント, お知らせ
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